ありがとうございます。
三段空母時代、加賀の居住環境はこの長大な煙突のお陰で最愛だったと聞きます。
パイロット達には視認性の良い広い甲板は安全性に優れ好評であったにも関わらず、改装後に至っても乗員の気性は荒くて艦内の風紀は乱れ、真珠湾攻撃では最も多くの損失を出したことの原因もこの艦の気質に一因があると考えられています。
艦尾を8m延長したのは大改装で重量が増して速力低下が起こったためと云われます。
船は同じ排水量なら細長いほど速いのでそこを狙って改良したわけですが、結果は元の速度を取り戻せた程度で空母としての要求ラインギリギリ。
目立った高速化は実現しなかったようです。
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